ダブル出汁のだし巻き卵。
シンプル故に一番難しいと思っている料理。それがだし巻き卵。
おそば屋さんの出汁のきいただし巻きが大好きで、オープン厨房から盗み見て、手際を観察。簡単に見えて自分がやると難しいものです。
【材料】
卵 3個
薄口醤油 小さじ2
みりん 大さじ1
だし汁 50~55cc
太白胡麻油 適宜
※餡掛け用の出汁
白だし(10倍濃縮)10cc
水 90cc
水溶き片栗粉 適宜
※添え物
茹でた三つ葉
卵3個に対して、調味料+出汁80ccが素人が巻ける限界かと感じています。なのでそれよりも少なくするようにします。
以前バイトしていた居酒屋さんでは90ccだったようですが、それでもよく失敗して巻き簾で巻いてごまかしてました。それくらい難しいものだと思います。
また卵を焼くときに「太白胡麻油」を使うと卵の香りが引き立ちます。
白だしで作った餡をかけてW出汁のだし巻き。
だし巻き卵の方は薄味なので、お酒に合うように出汁餡の塩味を強くしています。お好みで調整してください。
どこにも焦げ目がなく焼けたら成功としてます。今回は上手に焼けました。
餡をかけることでより口溶けがよく甘くないプリンのようです。
いつもお世話になっているおそば屋さん曰く、「お酒のつまみとしてのだし巻きって、卵の味を感じるより出汁の味を感じる方がいい。」んだそうで。
白だしは味が決まりやすいですけど、いい卵を使うなら、出汁にこだわったほうがよさそうですね。もっとこだわるなら、要改良。